雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

Super Tuesday

 共和党のブッシュ現アメリカ大統領が不人気なだけに、民主党の大統領候補者選出選挙に注目が集まっている模様。英会話教室の先生が「仮にヒラリー候補が大統領になったら、ブッシュ父→クリントン夫→ブッシュ息子→クリントン妻か。・・・世襲制みたいだ。」と言っていたのが少し面白かった。もうひとつ意見が一致したのは、バラック・オバマ候補の演説が非常に上手いということ。必ずしも情熱的というわけでは無いのだけれど、やけに説得力あふれるしゃべり方をする。聞いていて心地よい。


 私は政治家の人気なんて、結局は個人的特質(=人柄)によるだろうと考えているので、日本の政治家もあれくらい演説が上手になれば*1選挙に勝つのも簡単だろう、と思ってしまうのだが。大統領制ではなく、「合議制」の内閣制度をとる日本では事情が異なる、ということだろうか。もしくは、他人の足を引っ張る(または揚げ足を取る)のに懸命な人が多い社会では、雄弁家が活躍することは難しい、ということなのかもしれない。
 

*1:もちろん、ある程度現実的で魅力的なビジョンを描くのは前提の話。