雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

願望について

 くだらない夢を見て考えた。人の欲望や願望には際限が無い。もしも宝くじで300億円が当たったら、ドラえもんが居てくれたら、人生がやり直せたら・・・と、(まあ、宝くじは可能性が無いわけでもないが)達成不可能なことを望んでしまったりする。もっとも、こうした欲望こそが創造力の源であったり、生きるということのひとつの根源であったりもするので、それら全てを否定しても仕方が無い。しかし一方で認識しておくべきことは、例え欲望を満たしたとしても必ずしも幸福には繋がらないし、場合によっては自らの破滅に繋がるようなことを願ってしまう自分がいるということだ。「欲望を満たしたときに絶望を感じる」、それは昔から何度も繰り返し語られてきたテーマだと思うけれど、解決策は見当たらない気もする。