雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

村上世彰氏への判決について

・記事:Expired


 取引の不公正さについては、分からないので何も言うまい。だから、有罪か無罪かについても、突っ込まない。ただ、この一言にはひっかかる。

このような徹底した利益至上主義には慄然(りつぜん)とせざるを得ない


 裁判官なんてものは法の判断だけ行っていれば良いのであって、上記の台詞は思い上がりもいいところだと思った。マスコミの論調も奇妙なものが多い。要点は村上氏の、そしてこれからの株式取引のあり方に絞るべきであって、勧善懲悪風のストーリーを語る場ではないはずだ。


 堀江氏を叩く論調のときも感じたのだが、利益至上主義で一体何が悪いのだろう。村上氏は、利益至上主義でファンドを運営していたが、「違法な取引があったので」処罰を受けた、これで十分ではないのか。私にはよくわからない。


 なお、次の記事のように中立的に捉えた記事もあったのでリンクをしておこう。
・記事:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20070720mh06.htm