私は胡坐が苦手だ。両足をあれほど開いてしまうと、どうしても骨盤（仙骨？）が寝てしまい、腰が垂直に立たない。そうすると、必然的に背骨も曲がり、無理に伸ばそうとすると苦しくなる。おそらく原因は股関節がガチガチに固まっていることにあるのだろう。
今日、ヨガの先生に聞くと、男性は基本的に股関節が固いので、胡坐座りで姿勢を良くすることは不向きだとのこと*1。なるほど、やっぱりね、と思ったが、ふと疑問が湧いた。あれ、胡坐って一般に「男性の楽な座り方」に分類されていなかったっけ？正座している男性に対して、「まあ、脚をくずしてください」と言うと、大抵胡坐になるよね。一方で女性が脚を崩すときは胡坐にはならないよね。でも、股関節の固い男性に胡坐は辛い姿勢なわけで。うーん、謎だ。
*1:もちろん、男性でも体質を変える努力をすれば柔らかくなるそうだが。きっと力士だって最初の頃は、股裂きが辛くて泣いていたことだろう。
