- 作者: ロジャーローウェンスタイン,Roger Lowenstein,東江一紀,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
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時間が無いので、ざっと流し読みしただけ。レバレッジの怖さと、巨大すぎるファンドの怖さ(買うのはた易いが、売るのは難しい)については分かった。投資については、学問的にはモデル化しきれない部分がどうしても残ってしまうのだろう。もっとも、ロシア債への投資については、理屈ではないところで判断していたようだが。
ハゲタカファンドなんていう、知性のかけらも無いレッテルをつけて批判した気になっている場合では無い。アジア通貨基金のときも同じことが言われたのだろうが、世界(主にアメリカ)を金融危機に落としかねなかったLTCMについて考えてみれば、ヘッジファンドを規制すべきだという意見が出てくることも理解できる。また興味を持ったらじっくり読んでみよう。