雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

フランチャイズ契約

 初めて「まいどおおきに食堂」に行ってきた。まあ、普通の定食屋さんかな、という感じ。このチェーン店は、店舗の場所によって名前が変わるので、最初はフランチャイズ経営だと分からなかったな。どんなwebサイトなのかと検索してみたら次のようなサイトが上位につけられていて驚いたけれど。


 ただ、これはまいどおおきに食堂だけの問題ではなくて、そもそもフランチャイズ経営という仕組み自体に欠陥があるんだろうな、と思う。ブランドとノウハウを教えるからロイヤリティを払え、という本部はそりゃ儲かるだろうけれど、フランチャイジーはよほど立地が良いところ以外は儲からないだろうなあ(努力によって改善されるのであれば、フランチャイザーからノウハウを提供してもらう必要はないだろうし)。


 フランチャイザーは、喩えるなら株やファンドを売る金融機関のようなものだろうか。手数料さえ払ってもらえば顧客が儲かろうが損しようが関係ないですよ、もっともあまりに顧客が損し続ける状況だと売上げが減るから困るけれども、みたいな感じで。だとすると、フランチャイジー(=個人投資家?)は手数料が低くてコストを抑えられるフランチャイザーを選ばなきゃね。そもそも、「独立して自営業をしたい」という野望のある人はフランチャイズ契約を結ぶべきではないのでは、と思うのだけれども。