雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

 餅を焼いて食べたいと思った。早速スーパーで買ってきた餅を焼こうとして、いつもならトースターを使うのだが、今日は気まぐれで魚焼き機を使うことにした。我が家の調理器具はIHなので、まあ原理は一緒だろう、と思ったのが敗因だった。
 一分も経たないうちに焦げた臭いがする。あら、焦がしてしまったかな、と思ってフタをあけると、何と私の餅が燃えていた。黒焦げの餅が炎を出して燃えているではないか。「餅が燃える」という現象は初体験だったので、しばし唖然としてから火を吹き消した。
 焦げた部分を取り除き、醤油をつけて食べると、まあいつもの通り美味しいのだが、何となく餅の潜在的な凶暴性を垣間見てしまったような、不思議な気分だった。