雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

雨上がり

 久しぶりに虹を見かけた。ひとつの地平線からもうひとつの地平線にかかる、雄大で美しい虹であった。あまりにも魅力的な半円を見ていると、仕事の疲れが癒された気がした。色を数えてみたら、青、緑、黄、橙、赤は認識できた。そのときの私にとっての虹は5色であり、それで十分に陶酔できた。おそらく残りの2色は空に飲まれてしまったのだろうが、「そんな色は最初から存在しなかったのだ」と考えたほうがしっくりする感じがした。