雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

落ち込むとき

 私の場合、大抵は気分が沈んでいるので、他人が落ち込んでいた場合も励ますことが下手だ。「落ち込むときは落ち込んだらいいじゃん」と思ってしまう。人間が立ち直るときは、本人が立ち直ろうという意志を起こさない限りは無理なのであって、他人に出来ることはそっと見守ることくらいのもの。立ち直るきっかけを作ったりすることが出来れば上々だと思う。他人に無理矢理起こされるのは屈辱的なことであり、そしてそのような場合はエネルギーが切れるのもまた早い。だから自らの力で立ち上がるためには、落ち込むときは本人が納得いくまで落ち込むべきだと思うのだ。バネの伸びる力と縮む力が比例しているように。