雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

東京その2

昼過ぎから高校時代の友人と会う。普段ならそいつの家に行ってゲームをしたりマンガを読んだりマックに行ったりして無駄な時間を過ごすはずなのだが、今回は趣向を変えて集合場所を新宿アルタ前に。東京初心者丸出し(w。しかも私はアルタ前ですら人に尋ねなければ分からない始末。はっはっは。


で、集まったは良いが、目的地が無いままでは困るので、紀伊国屋書店で東京観光雑誌を見て目指す場所を決める。決定。表参道ヒルズ。そこにいってどうするつもりも無いのだが、なんとなく観光名所へ行ってみることにした。しかも歩いて行くことに。新宿の地理も青山の地理も分からないのに男二人で東京ぶらり旅。


新宿御苑の入園料(200円)をケチったり、やたらと盛り上がっているフリーマーケット会場を白い目で見たりしながら、仕事やお金のこと、リタイア後の生活についてやキン肉マンII世の話をしているうちに気付けば迷子になっていた。人が多そうな雰囲気のする方向へふらふらと進んでいくと、しばらくして目的地へ到着。


自分達の服装が明らかに場違いであることは分かっていたが(というかこんなところに男2人組で来ることが間違い)、ここまで来て引くわけにも行かず、とりあえず入ってみよう、と。出来たばかりだったからか、ひどい混雑ぶりだ。テナントリストを見ても、どうにも行き先に困り、地下2階のラジコン屋に行く。それでも客は家族かカップルだけだっだが。すっかり精神的に疲れてしまい、他の店を少しぶらぶらしただけで出てきてしまう。私達の結論としては、「価格が高いこと自体に意義を見出す人が存在することは確実であり、そうした需要に応える店には存在意義がある。それにしてもせっかくの日曜日にリーマン2人で表参道ヒルズはないんじゃないか」ということだった。


打ちひしがれてヒルズを出ても、そこはまだ表参道。あまりに通りの雰囲気が素敵過ぎて、表参道の人気に嫉妬。そのまま原宿へ向かうことに。それにしても人が多い。と、そこで友人が「ブックオフ行こうぜ」と余計なことを言ったので、当然行く。で、お互い好きな漫画を立ち読み。せっかく久々に会った友人と、口も聞かずにジョジョ4部を立ち読み@原宿のブックオフ。やっぱりこういうのがしっくりくるんだよなあ。


で、腹が減ったので夕飯を食べることに。友人の希望は、「とにかく量がある店」で「客が少なそうなところがいい」とのこと。何も原宿でそんな希望を出さなくてもいいじゃないかと思ったが、集団の中で浮いてしまうやつはどこにでもいるもので、駅近くにさびれた中華料理屋を発見。店の看板メニューは「まんぷくセット」、要するにラーメンと丼のチョイスセット。中に入っても客はまばら。もちろん男。店内のテレビで「笑点」を見ながら友人はラーメンと中華丼の「まんぷくセット」、私はレバニラ定食を食べて、山手線に乗って解散した。とても楽しい一日だった。