雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

 私の精神の根底にあるのは、「不安」だ。私の経験上、これはかなり厄介なもので、不信感や恐れ、怒りや孤独といったネガティブなものを引き寄せやすい。大抵の場合、不安だからという理由で為される行為はみじめな結果に終わる。そして余計に不安が増す、という悪循環となる(だから不安で仕方が無いときは、一度休息するのが良い)。最近もなんだかそんな感じで、自分自身が鬱陶しい。まあ、不安感が強くなるときっていうのはそれなりに理由があるもので、常時不安に押しつぶされそうというわけでもないのだけれど。


 もちろん不安にだって好循環(向上心や開き直り?)を生む可能性はあるし、不安の無い人生というのも考えにくい。要はバランスの問題なんですよ、と人から簡単に言われると腹が立つが、まあきっとそうなのだろう。
私は不安に悩まされるのはいい加減うんざりしているので、この自分の心の根っこがとても嫌いだった。そして前までは「嫌い」の段階で終わっていたのだが、今はその正体を知ろうとしているし、湧き出てくる不安感をコントロールしようとしたり、消そうとしたり試行錯誤している。
 

 まだまだ先は長いけれど、自らの最大の弱点を乗り越えようとするのはきっと無駄ではないだろう。答えのヒントは、全力を尽くすことと、世界をあるがままに受け入れる器、といったところだろうか。よく分からないけれど。