雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

雑々とした雑文

参院選
 マスメディアの狙いがよく分からない。自民は負けていないし、民主は勝ってい
ない(躍進はしている)。確かに98年の参院選自民党が獲得した議席数は、
当時「大敗」と書かれたが、現在とは状況(与党連立体制)が異なるので比較は
難しい。だとすれば、改選議席数の変化と与党としての勝敗とによって判断する
しかなかろう。一体何なんだろうか、あの新聞各社の見出しは。



参院選その2
 唯一ネ申が落選されたのは意外だった。田代まさしの時のような盛り上がりが
見られなかったことが残念。



参院選その3
 選挙はお金がかかる。被選挙者だけの話ではなくて、運営の話。総費用は大
体600億くらいかな?費用対効果が悪いので参議院は廃止しましょう・・・という
単純な意見に対して即座に完膚なきまでに論破出来る人はいるのかしら?




■キレる人々
 キレる、といって何がキレるのかと言えば、堪忍袋の緒が切れるのであろう。な
んだ、古来から実に普通に起きてきた現象ではないか。社会問題として取り上げ
られているのは(スケープゴートですか)キレる子どもらしいが、私は仕事上、幾
多のキレる大人を毎日のように見ている。実態は酷いもので、あきれるばかりで
ある。恥ずかしげも無く大声を張り上げて暴れ、自らを省みることなく相手を罵倒
する中年、老人がどれだけ多いか。無論、私は彼らを更生させよう、などとは考
えない。「この屑が」と侮蔑して終わりである。そこには何の生産性も存在しない。
 

 私や貴方が生きていくにあたって、会得しておくことがとても有用であることの
ひとつは、上手に怒る方法/習慣であろう。結局は人間関係をどう維持するの
か、という普遍的な問題に過ぎないのだが。そう考えると、「キレる子ども」が本
当に重要な社会問題なのか疑問に思う。視点の置き方が誤っているのではない
だろうか。



■蛍
 先日、近くの田んぼで蛍を見た。何年ぶりのことだろうか。失われていた時代の
欠片を取り戻したような(というと言いすぎだが)、懐かしい感覚だった。