雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

豪遊

岡山駅で弁当を買うなら「吾妻寿司」のさわら丼。魚も美味しいし薬味もシャリに良く合う。1500円と少し値は張るが、そこらの駅弁では対抗できない旨さである。そしておやつを買うならやはり「廣榮堂」のきびだんご。いつも蒜山ショコラの板チョコとどちらを買おうか迷うが、定番の美味しさには適わない(両方買えばよいのだが)。

 

新幹線を新神戸駅で降り、少し歩くと「神戸クアハウス」に着く。初めて入ったが、最高だった。広々とした空間、豊富な温泉、窓ガラスが大きくて開放的かつ木の良い香りがするサウナ(最近改装したらしい)、そして何より素晴らしいのが天然水の水風呂。京都の白山湯と同じで、肌あたりが柔らかく、ずっと入っていたくなるほどの気持ちよさ(それほど冷た過ぎないのも理由か)。4度目の温冷交互浴後の休息期間中は、意識が飛びそうになるほどの気持ちよさだった。全体的に空いていたが、天井階の露天風呂はほとんど客がおらず、贅沢な空間を独り占めしていた。至高のサウナだった。風呂を出た後は休憩室で稲中を読む。めちゃくちゃ懐かしい(何度読んでも面白い)。

 

街中はクリスマスだからか、どこもかしこも人があふれていた。大丸で「ツマガリ」のクッキーと「DEMEL」の猫舌チョコレートを購入。なかなか今日は豪遊の一日だった。

小旅行

旅行クーポンを活用して、近所に小旅行。確かにお得感はあるが、結局色々と勢いでお金を使ってしまうので、それなりの出費にはなる(もっとも、それがクーポンの狙いなのだが)。今回は強烈な寒波に遭遇し、雪に閉じ込められてしまった。宿でごはんを食べて、温泉につかり、卓球をして、まあ、のんびりとして過ごすことになった。電車で出かけたのは正解だった。

徒然草を読む

 

 

上田 三四二著。重い病を患った著者は、その人生を見据えながら「徒然草」を読み込み、無常(誰しも死が目前に存在する事実を受け止めること)の中でどう生きていくか、兼好法師の思考を追っていく。

 

私は、こんなにも丹念に、これほどに深く書物を読み込みということをしたことがないが、著者のおかげで、以前よりもより「徒然草」が理解できた気がすると同時に、著者または兼好法師の人生観は、私のそれに「しっくりくる」ことが改めて分かった。

 

死は、いつもすぐ近くにいる。だからといって、天国や来世を信じるわけでもない。では、短い現世をどう生きるべきか。所願は妄想であり、諸縁を放下し、死を目前に見据えつつ、今を生きること。心身を閑かにして、しばらく楽しむこと。兼好法師の言葉が、上田氏の解釈によって心から理解できた。

 

本書は、中野 孝次氏が「すらすら読める徒然草」の中で紹介していたもの。中野氏も上田氏も共にもう亡くなっているようで、大変残念だ。

あなたもできる! 奇跡のロックバランシング

 

 

ピーター・ジュール著。風が吹くまでの短命芸術。面白かったし、ただただすごい、と驚愕した。真似してやってみよう、とは思わなかったが。

電気ケトル

ティファール電気ケトルの蓋が壊れたので、買い替えることにした。せっかくの機会なので、前から欲しかった、珈琲用に注ぎ口が細いタイプの電気ケトルAmazonで購入。早速使ってみたところ、なるほど確かに注ぎやすい。どうしてもっと早くこれを買わなかったのだろう、と不思議なくらいだ。ただし、結果として珈琲が美味しくなったかどうかは、よく分からない(プラセボ効果ならある?)。

 

 

 

 

新車購入

約12年間乗り続けた前代に別れを告げ、ついに車を買い替えた。今どきは軽自動車も高いんだな・・・と痛感したが、その分機能は充実した。最初からETCとナビとドライブレコーダーと自動スライドドアがついているなんて、贅沢な話だ。事故防止機能やバックモニタもありがたいし、運転音も静かでうれしい。

 

何より感動したのは、ACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKAS(車線維持支援システム)だ。早速高速道路で試してみたところ、アクセルペダルを踏まなくて良いし、ハンドルも(ほぼ)操作不要だった。まだ慣れていないので、正直なところ怖い気持ちもあるのだが、これで少しは運転の疲れから解放されるかもしれない。

 

感動のあまり、本田宗一郎の伝記漫画を購入して長男にプレゼント。本人の気に入ったらしく、何度も読んでいるようで何より。

 

 

irota.hatenablog.com

 

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冬の過ごし方

寒い週末。これはもう、完全に冬だ。炬燵にはいって蜜柑を食べながら長男と囲碁対局。十三路盤で遊んでいるが、気が付けば三子置きでほぼ対等である。詰碁の本で研究していた成果だろうか。こちらも本気で対局できるので楽しい。「ヒカルの碁」をきっかけに始めた囲碁が、これほど上達するとは思わなかった。

 

あとは図書館へ行ったり、銭湯に行ったり。あまりに寒さに、外気浴も短めになってしまうな。

 

食事は、自然と鍋料理が増える。冬は味噌汁も美味しい。晩酌も、ビールより日本酒が美味しい。季節を問わずに食べるのは、カレーくらいだろうか。今日の鯖の味噌煮はなかなかの出来だった。