雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

シゴトの渋滞学: ラクに効率を上げる時間術

 

シゴトの渋滞学: ラクに効率を上げる時間術 (新潮文庫)

シゴトの渋滞学: ラクに効率を上げる時間術 (新潮文庫)

 

 

 西成 活裕著。「シゴトの渋滞、解消します!」の改題。渋滞学を提唱した著者によるビジネス書ということで、読んでみたら面白かった。そもそも渋滞学自体が、日常生活を数学的に分析するという視点で興味深く、また著者の研究者としての自伝がまた面白く、さらにそれを仕事に適用できるとしたらという提言も示唆に富んでいる。

 

  • 個人の効率化は必ずしも組織全体にとっての効率化をもたらさない。
  • 全力で仕事をするのではなく、7割程度で行う(道路で車間距離をとることが渋滞を防ぐのと同じように、個人の余力が突発的な事態への対応を可能にする。)

 

 渋滞学については、著者の別の本も読んでみようと思う。