雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

大三島〜道後温泉〜小豆島





 親戚周りと兼ねて、瀬戸内海一周旅行を楽しんできた。全行程を車で行ったのだが、季節柄、台風直撃の目にあい散々なドライブを強いられた。とは言え、要所要所で晴れてくれたので、しまなみ海道大三島の景色、小豆島の棚田風景などを満喫することが出来てよかった。さすがに長男にとっては、まだ車での長時間の旅行はつらかったようで、SAの度に休憩するのんびり旅行となった。


 やはり魚が美味しく、大三島で泊まった宿「旅館 茶梅」では生、焼、煮、揚、汁、飯と、魚料理のフルコースであった。長男も刺身こそ口にしなかったものの、何を食べても美味しかったのか、旅館の人も驚きの食べっぷりであった。近くの温泉施設「マーレ・グラッシア大三島」も露天風呂からの景色が素晴らしく、長男と一緒にゆったりと海を眺めながら風呂に浸かっていた。翌日に島をドライブしてみたが、蜜柑畑と海沿いの景色が美しく、大いに満足。


 今治まで渡った後、軽い気持ちで松山に足を延ばしたのだが、何と今治から松山は高速道路が走っておらず、1時間近く山道を抜けることとなり、さすがに疲れたので道後温泉に入ることにした。久々に来た道後温泉の本館は、堂々たる建物であり、松山城と並んで町の象徴なのだろう。お風呂自体はいたって普通なのだが、やはり入れてよかった。


 その後は、しばらく親戚の家に泊まり、様々な人に長男を可愛がってもらいつつ、半日預かってもらって夫婦で小豆島へフェリーで旅行することにした。とても貴重な夏休みである。平日で、かつ瀬戸内国際芸術祭の期間が終わっていたこともあり、観光客が少なかったのでゆったりと楽しむことができて良かった。エンジェルロードなど、お盆のころはさぞカップルで賑わっていたことだろうに。中山の棚田の風景や、醤油蔵の町並みが印象的であった。今回は時間の都合で行けなかったが、次回はオリーブ園に行ってみたい。