雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

とある過疎地域への出張

 実地検査のため、電車と車を乗りついで片道2時間半ほどの出張に出かける。景色は雄大だが過疎が進み、コミュニティの維持に苦しむ地域だ。昼食を取ろうにもコンビニも無ければ飲食店も近くにはない。高速道路のサービスエリア*1まで車を走らせることになり、自身の認識の甘さを痛感する。


 田舎では車が無ければ生活できない、というのは文字通りの意味なのであって、車を持たない高齢者の暮らしは不便の連続だ。田畑の耕作があるから難しいだろうが、お年寄りについては都市部または近郊に引っ越すことへの誘引策が必要なのではないか。希望も夢も無いかようだが、既に臨界点に達した過疎地域を活性化させることよりは、まだ現実性があると思う。もちろん、若い人が自主的に田舎暮らし(スローライフ?)を選択する分には良いのだけれど。

*1:最近のSAは一般道からも利用できるようになって便利になった。