雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

鞍馬山、荻須高徳展

 秋らしい天気だがまだまだ暖かい。日頃の運動不足を解消しようと、鞍馬から貴船まで歩くことにした。おにぎりを購入するついでに出町ふたばで豆餅を買って叡山電車に乗り込む。紅葉の季節はもっと素晴らしいのだろうが、人混みもすごいことになるのだろう。再来週は鞍馬の火祭だそうだ。久しぶりに見てみたいが。


 鞍馬山はその全体が鞍馬弘教の下にあるのだが、それとは関係なしにお気軽登山として楽しめるところだ。2時間くらいで*1貴船神社に到着。膝はがくがくしていたが、川を流れる水の音が涼しげで気持ちが良い。


 帰りは岩倉で降りて10分ほど歩き、国際会館から京都駅へ。えきKYOTOで開催していた「生誕110年記念 荻須高徳展 〜憧れのパリ、煌めきのべネチア〜」を鑑賞する。短時間で気楽に楽しめるのがこの美術館の良いところだ。タバコ屋や細い路地など、街の日常の様子を描いた作品は、本当にそこにいるかのような雰囲気を楽しめるものばかりで良かった。特にベネツィアは先月見たばかりだというのに、もう懐かしい気分になってしまう。


 家に帰って鍋にする。本日の鍋は豆乳鍋。豆乳と生姜と胡麻が絶妙で、日本酒が進む。今日はなかなか充実した一日だった。




*1:久しぶりに履いた運動靴が寿命を迎えていたのか、底が剥がれかけており、その点では苦労したのだが。