雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

仕事と時間と遊びと日常

 時の流れるのは本当に早い。と感じたのは、カイジの連載が再開されていることに今日気付いたから。自分の時間を確保しなければ、色々なものに流されて、1年なんてあっという間だ。というわけで、最近はなるべく(多少無理してでも)遊ぶように努めているが、まだまだ足りない。早くリタイヤしたい、とすら思えてくる。


 ものの価値は、失って初めて分かることが多いけれど、当たり前のことが貴重になったときにも同じことが言える。仲の良い人とお酒を飲みながら会話する、ということが今の私にとっては一番の娯楽。だから、美味しい食事と話し易い雰囲気を提供してくれる店がとても大切で、そういうところにこそお金を(応援の意味も込めて)気前良く払いたいものだ。先週、今週と金曜日は2週続けて飲みに出かけているので、かなり上機嫌。


 今夜は蛍を愛でに散歩した。ほろ酔いホタル狩りツアー。真っ暗な田舎道や川沿いを歩く。街灯も無いような夜道を歩くこと自体、既に新鮮だ。目が闇になれてきたとき、かすかな光が目に飛び込んでくる。気がつくとそこかしこで蛍が発光しており、その灯は一定のリズムで点滅しながら乱舞し、真っ暗な森は幻想的な世界と化していた。しばらく見惚れたあとで帰路につく。自動車のライトや街灯や信号機などが眩しすぎ、日常生活の恩恵も忘れて「何て下品な灯りなのだろう」なんてことを思ったり。


 兎角この世は住みにくい。と、100年前も今も100年後の人もきっとそう思い続けていくのだろうけれど、それでも今日より明日が住み易いものになれば良いな、とも思う。