雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

クルーグマン ミクロ経済学

クルーグマン ミクロ経済学

クルーグマン ミクロ経済学

みんな初心者だった時期がある。
初めて経済学を学ぼうとする人たちに本書をささげる。


 読み終わるまでに随分と長い時間をかけてしまったが、ようやく読了。本も読めないような生活をしていては駄目だなと痛感。仕事が忙しいとそれだけで自己完結してしまいがちだし、「何かをしない」理由に安易に適用されてしまうので、気をつけなければならない。


 さて本書。私は最低限の使い方しかしていないが*1、系統立てて経済の仕組みを基礎から学びたいという目的は多分達成できたのではないかな、と思っている。とても読みやすく、分かり易く、丁寧に書かれたテキストだったので、4800円という価格も惜しくはない。手元に置いていれば、きっと辞書代わりに使うときもあるだろう。


 経済学的な思考法が日常生活に活かせれば更に言うこと無し、なのだが。本書が冒頭に書いているように、経済学の目的は「世界をもっと深く理解すること」なのだから。



 ・・・「クルーグマンマクロ経済学」も発売されているようだが、さて。

クルーグマンマクロ経済学

クルーグマンマクロ経済学

*1:各章最後にある「問題」は全て飛ばしてしまったし、ましてやクルーグマン=ウェルスのサイトなど一度も開いていない。