雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

お別れ

 春は出会いと別れの季節。変化はいつだって不安をもたらすものだし(それだけではないけれど)、寂しく感じるのは仕方がない。ただ、一年を振り返って、「色々あったけれどそれなりに楽しかった」と思えるのであれば、きっと幸せなことなのだろう。


 いつだって状況は厳しいものだろうし、生きていくのはそれだけで大変なことだから、時は流れるように過ぎ去っていくし、過去はどんどん消え去っていくのだろう。恨みはずっと根を張るけれど、恩恵や感謝の念はあっけなく薄れてしまう*1。だからこそささやかな感謝をその都度表示すべきだろうし、他者の恩を忘れずに生きていければ、少しはましな人生が待っていると思うのだが。

*1:不思議なことに、自分が相手に与えた恩は忘れない。