雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

矛盾する人格

 気分屋とかそういうことではなく、近い過去を振り返ってみれば、一貫性に欠ける思考や行動を選択していた自分に気付く。ただ、自分の人格に相矛盾する側面があるとしても、それ自体は可でも不可でもないのだと思う。ひとりの人間の中にはいくつもの側面が存在するものだし、その矛盾はむしろ人格の深みを意味するものと解釈することすら出来る。大切なのは、相矛盾している側面が自らの内にあることを認識することだろう。乗り越えようとするのか、それとも受け入れるのかについては、個性の問題としてしまっても構わないのではないか。


 自分の「ある一面」を見ることの出来る自分とは一体何者なのか、そもそもそんな自分は存在するのか、という問題は残るけれども。