2007年度のテレビ関係入賞番組を、NHK・民放の垣根を越えて放送するという企画。ドキュメンタリー番組というのは、バラエティとも報道とも異なる明確な役割をもったジャンルなのだと再認識する。Nスペ以外にも見るべき作品はあるのだな。
- 第45回ギャラクシー賞本賞「裁判長のお弁当」(東海テレビ放送)
- 第3回日本放送文化大賞グランプリ「映像‘07 私は生きる〜JR福知山線事故から2年」
- 放送文化基金賞テレビドキュメンタリー番組部門本賞「NHKスペシャル 夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」(NHK)
いずれも見応えのある番組だったし、こうしたドキュメンタリー番組をまとめて放映するという企画自体が素晴らしいと思う。それだけに残念なのが出演ゲストの選定であった。ピーター・バカラン氏と森達也氏は別にして、あとは一体いかなる理由で選んだのだろうか。