雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

3連休の終わりの夜に

 排水溝などの細かいところまで掃除して、久々に洗濯して(今日は雨が降ったりしてイマイチだったが。明日からはいよいよ夏の天気になるのかな)、大分すっきりしたので気持ちいい。


 今日は祇園祭宵山。先日の宵々山のニュースを見て、あの混雑には巻き込まれたくないなと思ったので出かけるのは中止した。皆元気だなあ。


 で、その代わりに近所を散歩することにした。私の住む地域は結構古い集落で、風情ある景色が散歩にはとても適しているのだが、いかんせん田舎なので夜は暗い。電灯もぽつぽつとあるくらいなので、夜の闇をちゃんと感じることが出来るのだ。私には時々、こうした真っ暗な夜を徘徊したくなる癖があるようで、だから夜の闇を守る田舎が好きなのだ。


 闇に包まれた通りには出歩く人もおらず、細い路地に入っていくと、家々から生活の音や匂いが感じられて微笑ましい。ふと足元を見ると黒猫がいた。夜の黒猫は神秘的で素敵だな、と思っていたらどこかへ歩いていってしまった。しばらくうろうろと歩くと、小さい神社に出た。何の飾り気もないシンプルな神社は美しい。私は参拝者のいない神社が好きだ。


 あての無い散歩も、知らぬ間に大通りへ出てしまうとそれが終わりの合図になる。車のライトや店の明かりが鬱陶しいな、と思いながら家に帰った。さて、明日から仕事か、・・・嫌だなあ。