雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

年末年始と仕事が続き、正月の雰囲気など楽しめなかった。しかし、紅白でマツケンサンバを観て、裏番組でマケボノが空気を読んで瞬殺される様を観ることが出来たので良い年が迎えられたといえよう。昨日は「人生SASUKE」こと山田勝己が良い落ちっぷりを見せてくれたし。お節も雑煮も食べたし、初詣も行ったし。駅伝を見てちょっと泣いてしまったことはもちろん秘密だ。三が日くらいはのんびりしたかったが、給料を得るためには仕方が無いか。というわけであけましておめでとうございます。


まあ、色々書きたいことはあるのだけれど、まずは祖母について書こうか。彼女は97歳。寝たきりの老母から、私はリーマンのくせしてお年玉をもらってしまった。けれど、私は申し訳ないとは思わない。ただ心から感謝するだけだ。本当はそんなお金、いらないんだ。本当は、ただ彼女が元気に生き続けてくれればそれでいいんだ。年齢や、彼女の健康状態を考えれば、彼女に残された人生がわずかであることくらい当人も含めて全員分かっている。私は祖母と話をするとき、いつも泣き顔は絶対に見せまいと強く決意してから彼女の手をギュッと握って会話する。一日に同じ話を何度でもする。数分前に伝えた内容でも、祖母に聞かれたら笑顔で答える。だから、別れ際に「はい、お年玉」と祖母が用意してあった小さな封筒を差し出したら、私はいつも笑顔で「ありがとう」と受け取るんだ。泣くのは、家に帰って一人になってからでいい。いつまでも幼い末孫として接し続けることで、誇り高き明治生まれの祖母の立場を尊重し、「お正月には子や孫が来る、そして私は孫にお年玉をあげる」という祖母の物語を永続させるんだ(今年、祖母の孫で正月に来たのは私だけだった)。感傷的になりすぎるので、祖母の話はここまで。


次は、phaについて。シェアハウスの話が没になったと知り、残念だなーと思う。とても楽しそうな話になりそうだったのになあ。軟鉄庵の夢いずこ。


(削除)2005年1月6日21:10
コメントが無い方がいい、という気も分からなくはないので。


削除だけでは後味が悪いので何か書こうか。