雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

クリスマス

 毎年、クリスマスには妻が鶏肉をオーブンで焼いてくれる。今年はパエリアも作ってくれて、これは大変な御馳走だ。ワインとチーズ、食後に珈琲とケーキ。長男も「ケーキは別腹だね」とたらふく食べて、皆満腹。

 

 長男が、「サンタさんが来るから準備をしなきゃ」と言うので、段ボールと折り紙でツリーを作り、ドアにも飾り付けをする。絵本の影響なのか、パンと牛乳をテーブルに置き、「てえぶるにぱんがあります たべてください」とサンタさんに手紙を書いて玄関に貼る。曰く、「サンタさんは夜中の12時に来る。朝になって、このパンと牛乳がなくなっていたら、サンタさんが本当に来たっていう証拠になるんだよ」とのこと。

 

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 果たしてサンタさんは無事に来てくれたようで、翌朝、長男の「よっしゃー!」という雄叫びで目を覚ます。「パンと牛乳がなくなってるよ!」それは良かったが、もう少し寝かせてくれ。「お父さん、サッカーゲームだよ!遊ぼうよ!」と、早速箱を開けて準備を始める。朝食の準備をしたかったが、つい私も興味をそそられて、少しだけ遊んであげるつもりが気が付くと熱中してしまい、これはいかん、遅刻だ、と慌てて朝の支度をする。以降、朝のサッカーゲームは禁止(なかなか面白い)。

 

 

クリスマス会

 地元のクリスマス会に出かける*1。地域行事は、子どもが居なかったら行かなかった、もっと言えば関心すら惹かなかったのではないかと思うが、子どもが居ると自然に「まあ、行ってみようか」と思う。不思議なものだ。

 

 綿菓子を食べたり、牛乳パックで車を工作したり、おでんを食べたり、似顔絵を描いてもらったり。どこがどうクリスマスなのか、という違和感はあるが、長男としては楽しかったようで、それは何より。

 

 こういう行事を企画し、運営されている地域住民の皆さんには頭が下がる。皆、子どもの笑顔が見たくて、エネルギーを注ぎ込むのだろう。今日は特に寒かったので、温かいおでんが美味しかった。

 

*1:妻は、友人と買い物に出かけていたので、長男とふたりで出かけた。

ウォッチメイカー

 

ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)

ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)

 

 

ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)

ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)

 

 

 ジェフリー・ディーヴァー(Jeffery Deaver)著、池田 真紀子翻訳。犯罪推理小説。「リンカーン・ライム」シリーズ物の第7冊目だったということを知らずに読んだが、特に問題なく楽しめる。どんでん返しの連続なので、なかなか区切りがつかず、連日睡眠不足に追い込まれた。せっかくなので、シリーズの他の作品(コフィン・ダンサーあたりか)も読んでみようかと思う。

 

 犯罪推理小説は、犯人が有能で、魅力的であればあるほど面白い。そういう意味で、本作は素晴らしい。本来ならウォッチメイカーの圧勝だったはずだが、キャサリン・ダンスという切り札が反則的に強かったので引き分けになったという感じだ。

 

 面白かった作品は、読了後にざっと読み返すことが多いのだが、本作については種明かし後の手品を見るような気分になってしまった。何度も繰り返し愛読する種類の作品ではないのだろうが、一回目の緊張感こそが全てであり、貪るようにして読む体験は大変気持ち良いものだ(ランナーズ・ハイみたいなものだろうか)。

中間管理録トネガワ(5)、(6)

 

中間管理録トネガワ(5) (ヤンマガKCスペシャル)

中間管理録トネガワ(5) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

 

中間管理録トネガワ(6) (ヤンマガKCスペシャル)

中間管理録トネガワ(6) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

懸案事項の解決

 To Do Listに入れておきながら放置していたことを色々片付ける。長男の日本脳炎の予防接種、大掃除(換気扇)、シーツの洗濯、前から食べてみたかった唐揚げ専門店、冬用コートの購入*1、等々。精神的に身軽になった気分。

 

 その他、近所の公園に出かけて「落ち葉プール」を楽しんだり、トランプやあやとりをしたり、カレーを作ったりと、休日らしい過ごし方をして過ごした。それにしても寒い。冬はまだ続く。

 

*1:前回購入したのは何と2008年7月13日。さすがに10年経つとボロボロで、ひどい状態だった。今回の品は、スーツ店で偶然見つけたセール品(定価の6割引き、9000円という価格に惹かれた)。・・・長く着られると良いのだが。

へうげもの(完結)

 モーニングを読み、「へうげもの」が終わったことを実感する。最後、家康が出てきたときには「盛り上がってまいりました」という感じだったし、最後の最後で千利休の無言の教えを見たときには、前半のクライマックスである利休の死に際をしみじみ思い出し、いよいよこの古田織部の物語は幕を閉じるのだな、と感じ入ったものだ。

 

 全編を通して、傑作だったと思う。コミックスの最終巻を読み返すのが楽しみだ。