雑記帳

関西在住の中年男性による日々の雑記です。

夏休み

 今年の夏休みは6日間。心身の疲労回復が必要な状況だったため、家族には申し訳なかったが無理をせず近所でゆったりと過ごした。たまっていた家事や買い物ができたのはよかった。人間、休息と運動は本当に必要だなと強く実感するとともに、自分にとって仕事って何なのだろうと悩みは深まるばかり。

 

 初日は科学館。長男は様々な設備を眺めたり、器具に触ったり、試してみたりと楽しそう。初のプラネタリウムにも興奮していた。昼から公園。

 

 2日目は曇りでそれほど暑くなかったので、大きな公園に出かけ、本格的なアスレチックに挑戦。子どもの成長に驚いたり、自らの体力の衰えに夫婦ともに嘆いたり。午後は風呂用具を更新。この季節はカビが目立つ。夕方に散髪。

 

 3日目は午前中に市民プールへ行き、午後からは親戚まわりをしてお盆の行事などを済ます。賑やかなひととき。何故かメダカをもらい、飼育することに。喜んでいる長男だが、きちんと世話は自分でしてくれるのだろうか?夕方に家庭菜園の手入れ。トマトは一度全部切り落としたが、また新芽が出てくれるかな。

 

 4日目は百貨店で工作体験や買い物。台湾発の人気かき氷「ICE MONSTER」を食べる。美味しかったが、ちょっと高すぎないか。昼からは久しぶりに整体へ行く。値段は安くないが、腰は確かに楽になる。先生からは、日頃の運動やストレッチも無意味ではないが、腰痛は心因性であることが多く、ストレス解消や小さな楽しみをみつける習慣作りを強く勧められた。

 

 5日目の天気もいまいち。温泉と併設の屋根付きプールへ出かける。キュウレンジャーシールを求めてローソンをまわったり。夜はめずらしく映画を観る。

 

 6日目は最終日。翌日の仕事への恐怖感からか朝から憂鬱だったが、「今日を生きる」を地で行く長男を見習い、明日は明日、せっかくのお休みなのだから楽しく遊ぼうと、どこへ連れて行くでもなかったが、一緒に過ごす。ただ一緒に走るだけで笑ってくれる子どもは、有難い存在だ。

チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ!

 

 
 P・F. ドラッカー著、 上田 惇生訳編。いくつかの著書の寄せ集めなので、散文的というか、大きな流れが分かりにくい。同じシリーズでも、「プロフェッショナルの条件」の方が読みやすく、理解しやすかった。

 

 企業の最たる目的は利益の極大化ではなく、顧客の創造である点を踏まえたうえで、マネジメントは、組織の目的を定め、目的達成のための方法を定め、その方法に基づき生産的な組織と人事により仕事を進める・・・という全体像はともかく、具体論としてのマネジメントは、やはり分からなかった。

 

夏夜の散歩

 清少納言は「枕草子」にこう書いた。春はあけぼの、夏は夜。

 

 夏の夜は、気持ちいい。シャワーを浴びてさっぱりした後で、外をぶらぶらと散歩してみる。昼に比べれば涼しいが、他の季節と異なり、夜に外に出ても寒くない。少し湿った空気が肌を包む。ひんやりした湿り気が、汗を流したあとの素肌に心地よい。

 

 何も考えないようにして、どこへ向かうでもなく15分ほど徘徊する。日常を離れ、束の間の自由を感じる。夏の夜の散歩は、運動のために行うというよりも、心の休息のための習慣のひとつだ。自分が生きていることを実感できる。

 

 朝を迎えるのがつらい季節だが、夜は毎日やって来る。明るすぎる夜は興覚めするので、薄暗い位が散歩には丁度良い。明日は晴れてほしいものだ。

007/カジノ・ロワイヤル

 

  

 マーティン・キャンベル監督、ダニエル・クレイグ主演。新生ジェームズ・ボンドはやたらと元気だ。とにかく走りまくり、撃ちまくる。ポーカーの場面が一番良かった。一度完全に負けて、さらなる資金投入が可能なのはちょっとずるいけど。

 

 気軽に楽しめる映画を目指すなら、あまりに頻繁などんでん返し(味方と思っていたら実は敵、という展開)は避けてほしかったところ。若干、ストーリーが破綻していた気がする。

 

 ともかく、ダニエル・クレイグは格好良かった。

イスラム飲酒紀行

 

イスラム飲酒紀行 (講談社文庫)

イスラム飲酒紀行 (講談社文庫)

 

 

 高野 秀行著。面白い。酒飲みは決してほめられるものではないけれど、でもなんだかんだいってお酒好きでしょ?というのは、飲酒が戒律で禁止されているイスラム圏でも同じようだ。人の暮らしというのは、一面的にはとらえられない、ということを証明してくれた本でもある。

 

 私も旅に出たくなってきた。

星野源

 

 

Stranger(初回限定盤)

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YELLOW DANCER (通常盤)

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恋 (通常盤)

恋 (通常盤)

 

 

 長男が保育園で「恋」を踊るため、毎日のように聴いている。